人見知りで内向的な子供でした。図書室に入りびたりで友人に積極的に交流を取るようなタイプでは無かったと思います。
両親にはADHDの事はカムアウトしておらず、あまり家族と折り合いが良くないので休学した今も祖母と2人暮らしです。幸い家事は祖母が全てやってくれているので苦手か解らないけど、結婚するとなったら家事を二人で分担できる人だといいなあと思っています。
学生時代はどんなサークルや部活に所属していましたか?
何個かの部活やサークルを転々としました。記憶に残っているのは高校時代の軽音部でドラムを担当したことです。今は演奏する機会が無いですが、ライブが好きなのでフェスの際には遠征します。
あとは大学時代にESS(英語サークル)に所属していました。就職で英語を使った仕事を希望する訳ではありませんが海外旅行の際に現地の方と交流したくて英語力を身につけたいなと思いました。
就職浪人が一番のきっかけでしたね。今の学科はメディア社会コースなのですが改めてメディア系の様々なインターンを受けていきたいと思っています。現在、休学延長をしている理由は学生のうちにお金を貯めて整形したいからです。アルバイトにキャバクラを選んだのも昼のバイトより効率よくお金が溜まるからですね。
コロナの影響で以前勤めていた飲食店のキッチンのバイトのシフトが削られたこともあり新しいバイトを探していたところ、興味があった接客に携われるキャバクラにたどり着きました。やりがいも感じられるのでしばらく続けたいと思います。
モード系を中心に色んな系統の服を着たいですね。お客様に指名して良かったと感じてもらいたいし、キャバクラでもっと成績をあげたいです。
今まで写真を撮ることは好きで友人を撮影してSNSに上げていましたが、自分の容姿に自信が持てなかったので整形して自信が持てたら今度は自分が被写体をやってみたいと思いますね。家族に昔は可愛かったのにと繰り返し言われたことなどが原因で自己肯定感が低くなってしまったかもしれません。
向いているのは販売や接客などで人に合わせて臨機応変な対応が得意な事ですね。ADHDの強みが良く出ていると思います。雰囲気的に賑やかなところが合っていて、お祭りやサッカースタジアム、初詣の売店など人と接してるのが好きです。キャバクラも人が好きだからやってるところはありますね。
キャバクラでどうすればお客様にまた会いたいと思っていただけるかそのために何をするべきか考えている時と写真撮影、写真編集では過集中になりあっという間に時間が経っていて驚きます。
反対に苦手な事は黙々とした工場のライン作業が苦手でした。お金の処理や細かいマニュアルのある仕事も疲れてしまってADHDにありがちな悩みを抱えています。
ご自身ではどんな仕事や働き方が合っていると思いますか?
朝早起きするのに向いてないので遅く始まる仕事が良いと思っていますね。
体力にはそんなに自信は無いですがフルタイムで働くことに抵抗は無く、いろんなところに行って人に会うような仕事は合っていると思います。学生時代に自分でWEBメディアをやっていた時期があるのでインターネットでの集客やWEBマーケティングにも興味があります。計算に弱い悩みをどう克服していくかですね
興味無い事や苦手な作業は眠気が出てくるのでなるべく避けたいです。勉強はそんなに得意ではありませんでしたが、国語は得意でした。歌詞や台詞に救われることが多かったので、将来は私も同じように言葉を扱って人の心を動かせるような仕事ができたらいいなと思っています。
以前にカウンセリングを受けたことがあり、去年の10月にADHDの診断が降りました。
カウンセラーさんとお話しすると心が落ち着きスッキリしますが、大学内で受けられる無料カウンセリングは自宅からの距離、一般のものは価格が高いことがネックです。
Waisで得意だったのは積み木や図形完成です。(筆者の拙い知識で解説すると、知覚統合が高く空間認知能力や空気を読む力に優れているということ)苦手なのは暗唱や数唱、口頭で出題される計算問題など。聴覚を使った処理が苦手でした。
治療を始めて間もないので徐々に投薬を増やしてる状況です。
鬱症状でエビリファイ、ADHDの症状を抑えるためにアトモキセチンを飲んでいます。
苦手なのは言葉使いがキツい人と中々心を開いてくれない人ですね…。きっちり細かい人なんかも苦手でしたね。
反対に穏やかな人や相手の方から自分に興味を持ってくれる人、よく笑う人なんかは相性が良かったです。
受け身なタイプなので向こうから来てくれると嬉しく感じます。
今は家族から距離を置いていて家族や恋人など甘えたりする人がいないので心理的に不安になる事も多いです。
二人居て、一人は高校の軽音部で出会ったN君です。彼のバンドはメジャーデビューを果たしていました。まだインディーズ時代に、そのバンドのライブ写真やアーティスト写真の撮影を任せてもらい、その時の感動が今でも忘れられません。
もう一人は、大学の先輩であり現在は会社を経営されているTさんです。WEBメディアを自分で少しやっていたときに話を聞いてくれ、家庭の悩みや進路の事を親身に相談に乗って下さっていました。今でもしんどい時には電話しています。
そうですね。「豊かに暮らせる」ようになっていたいです。さらに、常に自分が面白いと思えてワクワクする人生を送っていたいです。
豊かに暮らすというのは、金銭面と精神面の安全性が基盤になると考えているので、そういった部分を叶えられるようになりたいです。