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3年前ですかね。2019年。ここに引っ越して来た時には既に貰ってた記憶があります。 社労士には頼まず自分で申請しました。

初めて精神科を受診した時、既に子供が２人いて最初の2年間は授乳の為に服薬する選択をせず代わりにカウンセリングを受けていたので非常に高額でした。カウンセリングの為に子供を預ける託児料も結構な金額だったので取り戻したい気持ちがありましたね。家族のお金を自分の事に使ってしまった後悔があり、2人の子供も発達障害の診断が出ていて民間の療育にも月3万程度お金が掛かるので、障害年金を受給出来ないと金銭的に厳しい状況だったんです。下の子の発達障害は特に顕著ですしね。

そんなに無かったですかね。私の場合、初診からずっと同じ病院なので初診日に悩む事もありませんでした。転院してる人の場合だと病院が無くなってるとか色々あるみたいですね。 普通の年金はあっさり通ったので初診日がわかる人は社労士を使わなくても問題なく通ると思います。申請する前に色々調べていたので書類もバッチリ揃いましたし申請文を自分で書けない不安は無かったですね。

主に生育歴を書きました。幼稚園くらいの頃から周りの子供と違って苦労したエピソードを３つくらいですかね。私の場合、生い立ちが特殊ですし身体の弱さや、損な役回りになりやすい事など発達での困り事と個人での困り事を絡めて書いた形です。遡り分が通らなかったのは不服ですが。

遡り分で書類が落ちた場合に関しては審判制度で1審と2審があるんですよ。それぞれ違う訴えを書かなくてはならないので大変でしたね。申請は期限があるのですが、なかなか神が降りて来なくて締切３日前になんとか書き切りました。それぞれのポイントを纏めて以下に書きます。

1審の時
①境界性パーソナリティ障害の診断が出ていて当時授乳の為、服薬を選ばずカウンセリング料、託児料などで家族の家計を圧迫していた事
②ストラテラを飲んで改善されたので境界性パーソナリティ障害ではなく明らかに発達障害である事
③8年前から発達障害の薬を服薬していたら時間が無駄にならなかった事

2審の時
①境界性パーソナリティ障害が誤診の可能性が高い事
②3年も通院していて境界性パーソナリティ障害とADHDの見分けがつかなかった医師の罪は大きい
③子供を預けて治療していたのでお金を取り戻したい事。子供の療育にお金を掛けて能力を伸ばしてあげたい事

取れるとかなりの額が取り戻せるんですけどね。私の場合は加算分を含めて5年分で600万円くらい。遡りに関しては自分でやるのは難しいと思いますね。普通の障害年金に関しては難なく出来た私が相当苦労しましたもん。書類が本当に大変で市役所の年金課の方に手伝って頂きました。「推したいポイント3つでまとまった文章を考えてきて」と言ってくれて頼りになりましたね。

2審の時に厚生労働省に出向きました。2審は文書の提出だけか出頭もしたいのかを選べるので、私は文章を提出した上に口頭で追加分を申し上げようと出頭しました。裁判みたいなものですね。

はい！覚えておくと良いのが厚生労働省では入場に関して2回警備員に呼び止められる機会があります。1回目は霞ヶ関から厚生労働省への直通改札口を通る時、2回目は厚生労働省の入り口ですね。ここで呼出状を用意しておくとスムーズに事が進みます。審判には審査の為に30人くらい審査官が居て、傍聴の方も数人おられました。この場に弁護士を連れて行く人もいるようです。かなり詰問されますから、遡りに関しては最初から社労士を入れておくべきだったな〜とこの時思いましたね。厚生労働省に来る機会はそうそう無いでしょうから、厚生労働省内の美味しいと評判のそば屋は是非行っておくと良いと思いますよ！

初診から同じ病院にいるのでたいして掛かっていませんね。普通の障害年金と遡り分の障害年金の申請も一緒にやりましたし。診断書料くらいですかね。

私の主治医は障害年金の受給に協力的で「社会的に助けなければいけない人物」である事をアピールする診断書を書いてくださいました。私の幼少期の不幸さや子供の発達症状も自分の病院で診ていることなどですね。申請書の「介助がどの程度必要か」の項目は「介助があれば出来る」の項目にほとんど丸がついていました。理解のある先生ですぐに年金と手帳に繋げてくれた事に感謝しています。医師の診断書も受給の判断材料として非常に重要です。

自分で申請するのも良いですが、より目指す等級に近づく為には社労士を使うのもオススメですよ。最低3件は電話をして料金や制度の比較検討をしてみてくださいね！