当事者の声で作る参加型ADDメディア

コラム

【仕事×ADHD 】エンジニア・WEB デザイナーはADHDに向いているの?

コラムイメージ

こんな人が書いてます!

コラム筆者

ポコ@poco_adhd

ADHD当事者のディレクターママ。散らかった部屋と多動な頭で当事者の幸せを願う人。3秒で忘れるトリアタマと興味ある事への多動力が武器。不注意型ADHDだけど、最近ASDもあることに気づきました。抽象的な話が苦手。トリンテリックスとアトモキセチンで健常者に擬態して日常をやり過ごしてます。来世は猫になりたいな。ADHD当事者参加型メディア「不注意型の眠り姫」を2021.03.02にリリース。

「よく言われるADHDはエンジニア・デザイナーになれ!」は本当に正しいのか…WEBデザイナー・エンジニア両方の経験がある筆者の目線から書いてみようと思います! (デザイナー中心なのでエンジニア情報薄め)

WEBデザイナーはADHDに向いているのか?

主な仕事としては

チェックマークバナーやUIデザイン業務

チェックマークコーディング

の2つが出来る事が最低限の業務ラインになってきます。

ここでADHDだとやりがちな問題が

・UIのガイドラインを守れないこと

・コーディングの命名規則が守れないこと でしょうか

コメントガール

その他にもいろんな決まりが多いんですけどね…特に事業会社(自社でサービスを行っている会社)は。クライアントワークでもクライアントがめちゃくちゃ煩いとこも多いです

WEBページとして公開するためにはサーバーやドメインの知識も必要になります。コーディングは学校でやってきた勉強などとは種類が違う為、馴染み辛く初学のハードルが高い依正。「情報設計されていないテキストでもスラスラ読めるタイプの能力」が必要になります

上級職になってくると

チェックマークサイトの全体設計

チェックマークUIガイドラインの整備

チェックマーク後輩教育

チェックマークフロントエンドエンジニア業務

チェックマークユーザーインタビューからのサイトCV最適化

なんかが仕事に入ってきます。

UI/UX分野が多くなる印象ですかね〜。ここは会社によっても業務範囲が大きく変わるのですが… 上記の仕事を見ていて分かるように、「承認のプロセス」が多くなります。つまり何が言いたいかと言うとADHD苦手の「報・連・相要素が強くなって来る」んですね

コメントガール

まあ、この領域まで来たら個人的には職種を変えるか独立した方が楽に生きられるのはないかと思いますね。個人的にWEBデザイナーにADHDが向いているかと言われるとあまり向いていないと思います。

ADHDと一口に言っても、色んなタイプの方がいると思うので仕事上の苦手な要素を書き出してみて打開策を探って行けたら良いと思いますね!

エンジニアはADHDに向いているのか?

仕事は多岐に渡りますが、大きく別けてインフラ、サーバーサイド、フロントエンド、データベースでしょうか。業務系、WEB系、アプリ系なんて区分もあります。共通してLinux環境に慣れておく事が必要です。

コメントガール

筆者は情報設計されていないテキスト読み辛い方なので結構苦労しましたよ。プログラミングも同様に複雑な長文を読む事が得意な人が向いてますね。英語でのテキスト情報が主なので、英語にアレルギーが無いことも条件です

あとは期間内の資格取得を求められる事も多いので短期集中の力も必要ですね。会社によっては資格手当が出る会社もありますよ!

初級エンジニアしかやって来てない筆者の意見で恐縮なのですが、ADHDが躓きやすい点としては以下の点ではないでしょうか

チェックマークエラーを根気強く解消して行かなければいけない

チェックマーク英語のスペルを打ち間違えると動かない

チェックマークほとんどの場合はチームで動く為、ルールを守る必要がある

コメントガール

エンジニアは意外と協調性が必要な仕事なのですよね。癖が強い人も多いのでデザイナー同様「人とうまくやる力+勉強し続ける力」は必要ですね

結論

デザイナーもエンジニアもフリーランスであってもチームで動く事が多いためADHDにとって苦労を強いられる事は多いと言えますね。 想像力やこだわりより調査力とスピードが重視される場面が多く、上級職に近づくほど社会性が求められて来ます…自由にやりたいADHDにとっては辛い場面も多いかも

私の経験と調査をもとに、出来るだけ分かりやすく書いてみたつもりです。
記事が参考になったら、SNSシェアして貰えると嬉しいです!(`・ω・´)ゞ